2010年6月11日金曜日

好きな本を電子化してiPadで読みたい(1)

iPad購入から1週間以上が過ぎ、当初の熱気がやや冷めて少し落ち着いてきました。

今まで使っていてやっぱりコレはやってみたいと思うのは「好きな本を好きなだけ持ち出して、好きな時に好きなだけ読んでみたい!」ということです。やっぱり電子書籍が本命だと思うのです...

アメリカのように既に何万冊も電子書籍がダウンロードできるのであれば話は別ですが、日本語の電子書籍はまだほとんどありません。雑誌ならまだSoftbankのビューンというサービスが使えるかもしれません。しかしサービス開始直後にサーバがダウンしたまま、まだ使えません(孫さんは6月末までになんとかすると言っていますが)。

ここはやはり自力で紙の本を電子化するしかなさそうです。

自炊か、スキャンサービスか

自分で本を裁断し、スキャナで電子化することを自炊というそうです。自炊のメリットはなんと言っても好きな本、雑誌をいくらでも電子化できることです。誰に文句を言われることなく、どんな手間がかかる雑誌であっても自分でやればできますし、不満があれば何度でもやり直す事が出来ます。しかし、裁断機やフィーダ付きスキャナを自前で用意する必要があり、いいものをそろえると8万ぐらいしてしまうようです。

一方でここにきてその自炊を低価格で代行してくれるスキャンサービスが登場しています。スキャンサービスなら上記初期投資が不要のため、1冊から気軽に始められます。ただし書籍を業者に送付する手間がかかりますが。

スキャンサービスと自炊を比較した場合、自炊の場合は初期投資を回収するためにはかなりの冊数スキャンする必要があるため、スキャンサービスの方が非常に魅力的に感じます。

しかし低価格スキャンサービスの場合はスキャンできる対象に制限がある場合があります。特に上のような低価格サービスは出来るだけ人手を掛けないようにする事でその価格を抑えていることもあり、様々な制約があります。例えば雑誌に使われている紙は摩擦係数が高く、フィーダが詰まることが多いためスキャンしてもらえないみたいです。

どのスキャンサービスを使うべきか

最近登場した低価格スキャンサービスには


があります。低価格スキャンサービスはBOOKSCANが先行しており、スキャポンはそれのクローンサービスのようです。両者の違いは、納期4か月のPDF化代行サービス「BOOKSCAN」にクローン・ライバル登場などの記事を参考にしてください。

両者とも大変人気のサービスのようで、BOOKSCANは今から頼んでも納期がなんと9/8(6/11現在)、スキャポンにいたっては受付を一時停止しているとのこと。これではいくら低価格といってもサービス停止状態とほぼ同じのため、意味がありません。9月まで電子本読めないんなら、なんのために急いでiPadを手に入れたのか!

ということで仕方なく、ちょっと懐が痛みますがBOOKSCANのプレミアム会員サービスに申し込んでさっさとスキャンしてもらうことにしました。プレミアム会員になると納期1週間以内に短縮されます。

専用の送付先(番号)がもらえるので、それ宛てに送付することでその他の面倒な手間が省けるようです。またAmazonや楽天BOOKSからの直接送付にも対応されますので、自分の手を一切煩わすことなく、電子化された書籍を手に入れることができます(はず)。それはまた今度やってみることにします。

プレミアム会員の書籍送付先。専用の識別番号が付くみたい

BOOKSCANに送付してみる

まずはスキャンの品質を確かめるため、3冊だけ送付することに。明日、引き取りに来てもらいます。

スキャン後廃棄処分のため、これが見おさめ

さて結果はどうなるか。すごく楽しみw

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