2010年9月4日土曜日

自分にあったシステムトレードを探してみよう

久しぶりにシストレについて少し書いてみようかと。

最近の自分の動向

僕が運用しているシストレは、暴落時に働く逆張り型と、上昇時に働くトレンドフォロー型を併用しています。直近の日経平均は強い下落トレンドを形成しており、どちらかというと暴落時の逆張り型が稼働する時期にあります。

しかしながら、2008年までに見られた大暴落とは打って変わって、2010年の下落はマイルドなものが多く、だらだら下落していくというような相場になっているようです。そのためか、暴落時のストラテジはほとんど稼働しておらず、1,2週間に1銘柄程度をエントリーするぐらいのスローペースになっています。

本当はこうしただらだらの下落相場時に働く、ショートタイプのストラテジが欲しいのですが、まだ満足のいくストラテジを開発できていません。最近、新しい開発ツールを導入しようとしているので、そのツールを使ってショートストラテジーを開発しようと思っています。うまくいけば、ストラテジ群の一つとして運用できるかもしれません。

世の中のシストレはFXばかり

最近、シストレといえばFXか日経225を使ったものがほとんどで、株式全銘柄を使った硬派(?)なシストレは全然見かけなくなってしまいました。

FXシストレがダメと言っているわけではありません。しかし、猫も杓子も的にFXだけになってしまうのは、個人的には大変残念な傾向だと思っています。それは以下の理由によります。

  • 株式相場に資金を投入することは、それがどのような理由であっても、相場を活性化させる利点があります。相場を活性化させることは、経済活動の重要な位置を占める株式会社の活性化に(間接的に)強く影響します。
  • 為替の長期投資には、非常に広範囲なマクロ分析と、政治的局面を読む必要があり、なかなかに大変です。本当はその「前」に、株式投資を勉強するという順序な気がします。
いろんな仕組みを知らないまま、シストレの既製品で儲けようというのは、いろいろな意味でリスクが大きすぎる気がします。


自分に合ったシストレを楽んでは?

シストレにもいろいろな方法があります。株式を使うシストレも、サヤを抜くものから、自分でストラテジを構築する王道まで、多種多様にあります。

流行りのFXシストレに無条件に飛びつくのではなく、自分のスタイルにあったものを自分のペースで運用するのが、長期的に成功する条件の一つではないかな、と思います。

もちろんその上で、FXが自分に合っている、というなら全然問題ありませんねw

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